介護士は、やりがいがあり魅力的な仕事ですが、どの仕事にも悩みはつきものです。
介護士が持ちやすい悩みについてざっくりと簡単に紹介します。
まず介護の仕事は、入浴動作の介助、基本動作の介助、オムツ交換など全体的に重労働です。
そのため身体を鍛えたとしても腰痛が生じてしまう方が多いのが現状です。
それを我慢して仕事をし、悪化してヘルニアやギックリ腰になってしまうケースもあります。
ただ腰のコルセットを使用すると予防・軽減することができます。
次に、精神的ストレスが挙げられます。
関わる相手は高齢者であり、ジェネレーションギャップを感じることも珍しくありません。
そのため、コミュニケーションが上手くとれないストレスが多いです。
また、夜勤仕事での精神的ストレスや認知面の症状などがある高齢者とコミュニケーションがスムーズにいかないなど様々なストレスがあります。
施設によって、コミュニケーションに関する研修を行なっていますが、人によって耐えられない場合もあります。
3つ目は給与です。
身体的にも、精神的にも大変な介護士の仕事ですが、それに反して給料が少ないという事が悩みとして多いです。
給料の推移も介護士は高くないため、将来に関しても不安になる方がいます。
ただ実務者研修や介護福祉士などの資格を取ると手当がつくことも多く、給与を高めることができます。
介護士の悩みについて紹介していきましたが、個人で解決することが難しい悩みもあります。
そのため、介護士として働く際には、この3つのことに対して、改善に取り組んでいる職場を選ぶことで悩みを防ぐことができるかもしれません。